のなかのなか

にっき

蓄えた賞賛

 

大人になるにつれ褒められる事が劇的に減った。

 

昔に、弟から「なんやかんや言うて姉ってすごいよな」って言われた事とか、昔、毎日口癖のように可愛いって言ってくれる人がいた事とか思い出して、こう言われていた自分がいてたよ、過去に褒められていたところはきっとまだ今の自分にも生きたままあるよって、蓄えた賞賛を反芻して、なんとか価値を与えて安心させてる。

 

そうやって認められた時しか価値を感じられないのよくないなーとは思いつつも、自分で自分の価値を見出せないのだからしょうがない。

 

私の蓄えた賞賛は歳とともに消費されていっていつかなくなるので、

「この世に生きてるだけで偉いよ、大好きだよ」って言う言葉を、なんの忖度も無く、心の底から思ってくれているんだなと私が信用できる人から言われたい。

と言う最大のわがままをここに記す。